復興

宮古市の将来は.....

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今日のお客様との何気ない会話......。

お客様 「将来どうするの?」

私   「えっ!?、将来ですか?....」

お客様 「そう!将来.......」

私   「..........」

 

余りにも突然の問いかけに対して右往左往してしまったのですが、この質問の真意はこの先どうやって旅館業を盛り立てて行くのか?という問いかけなのです。

考えていない訳では無いのです。

震災被災地共通に言えるテーマであり、我々宿泊業に限った問題ではないのです。他業種の社長や事業主さんも今後の宮古市全体の経済や人口、そして流動人口に注目しています。

 

遠方より工事でお越し頂いているそのお客さまにはっきりと言われました。

「工事が終わったら、宮古なんてもう来ないよ.....。多分」

 

悲しい話ですが、これは現実です。

 

そして数年後には、宮古市の人口は半分以下になる......。

 

既に震災を期に、多くの仲間や知り合いが故郷宮古を離れ、内陸、関東圏に住居を移しました。

その選択は、決して間違いではないのでしょう。

人口が減る事以上に最も恐れなければならないのは、流動人口が減る......つまり宮古市に訪れる方の数が減ることです。

商売は成り立たなくなります。

しかし、生まれたこの地で生涯を生き抜くと決めた私にとっては、この地で今後どうやって失った人口を取り戻すか、減っていく人口に歯止めをかけるか、どうやって商売を成り立てて行くのかを考える事のほうが重要なのです。

 

でも、私一人で考えるにはちょっとテーマが重すぎるし、まず解決出来ない。

 

お客様に言われる「この先」とは、遠い将来ではなく、差し迫った近い将来の話で「5年後、10年後」の話です。

 

防潮堤や道路にお金を掛ける事も確かに大切ですが、道路を作ったところで人口は増えません。防潮堤が津波を防いでくれるかも知れませんが、「絶対」ではありません。

人を呼び込めるような事にもお金を使うべきです。

 

震災からもう5年。

 

5年なんてあっという間です。

 

被災地全体で、もっともっと議論すべきです。

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